相続税の申告と納税の期限はいつまで?
申告は被相続人が死亡して10ヵ月以内に
相続をすることは日常的にあるわけではありませんが、その状況になった場合、調べる余裕もないため、あらかじめ知っておくと便利です。「申告」も「納税」も、被相続人が死亡した日の翌日から10ヵ月以内に期限が定められています。
■ 相続税が発生した場合の申告と納税の期限
申告
納税
期限
被相続人が死亡した日の翌日から10ヵ月以内
提出場所
死亡した人の住所地を所轄する税務署
税務署/金融機関/郵便局窓口
その他
申告期限を過ぎた場合や申告額を少なく申請した場合、「加算税」がかかる
<参考> 被相続人の死亡から
· 7日以内に死亡届を提出
· 3ヵ月以内に相続の放棄等をするか否かの決定(家庭裁判所)
· 4ヵ月以内に被相続人の死亡した日までの所得を申告
納税期間を過ぎた場合、「延滞税」がかかる 【延納】何年かに分けて納める 【物納】受け取った財産そのものを納める 【延納】【物納】は、被相続人が死亡した日の翌日から10ヵ月以内に申請書を提出して、許可を受ける必要がある