「万一」の主な原因は?
全体の3割を占めるのが「悪性新生物(がん)」
万一のことが起こる原因としては、病気によることが多く、厚生労働省の「平成19年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、死因のトップは「悪性新生物」で、亡くなった人の30.3%を占めています。次に多いのは「心疾患」で15.8%、「脳血管疾患」11.5%、「肺炎」9.9%、「不慮の事故」3.4%と続いています。
■ 主な死因別死亡数の割合
「悪性新生物」で亡くなった人は年間約33万6千人
死亡者数を見ると、「悪性新生物」が原因で亡くなった人は一年間に約33万6千人います。これを人口10万人あたりに換算すると261人になります。それに続く「心疾患」「脳血管疾患」も人口10万人あたりでみると100人を超える数に相当します。
■ 死因順位別死亡数・死亡率
死因
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死亡数(人)
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死亡率
(人口10万人あたり)
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全死因
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1,108,280
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859.6
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上位5死因
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786,580
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615.2
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悪性新生物
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336,290
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261.0
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心疾患
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175,396
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137.2
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脳血管疾患
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126,940
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101.7
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肺炎
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110,080
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85.0
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不慮の事故
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37,874
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30.3
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<厚生労働省「平成19年人口動態統計月報年計(概数)の概況」>