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万一の際に必要な保障額の算出方法を知りたい

「必要保障額積み上げ方式」による算出例

世帯主に万一のことが起こった場合、遺族保障のために必要な金額は、家族構成・現在の収入・資産状況・子どもの年齢などにより異なります。一般的には、いざという時に必要な遺族の生活費や別途必要資金の総額から、遺族年金・死亡退職金や預貯金などあてにできる収入を差し引き、その不足分を「必要保障額(目安)」とする考え方があります。これは「必要保障額積み上げ方式」と呼ばれるもので、ここではその方式を使った算出例をご紹介します。

必要保障額積み上げ方

世帯主が死亡した場合、遺族保障のために必要な金額は、家族構成・現在の収入・資産状況・子供の年齢などによって異なります。 一般的に参考にされるのは、いざという時に必要な遺族の生活費や別途必要資金の総額から、遺族年金・死亡退職金・預貯金などのあてにできる収入を差し引き、その不足分を必要保障額とする考え方です。これは「必要保障額積み上げ方式」と呼ばれ、 不足分については生命保険などで準備することになります。

http://www.jili.or.jp/knows_learns/q_a/life_insurance/images/fig_life_insurance_q2-1.gif

ステップ1:末子独立までの遺族の生活費の計算

現在の生活水準をもとに、遺族が年間どのくらいの生活費を必要とするかを見積もります。末子が独立するまでの期間は、現在の生活費(消費支出)の約70%を目安とします。

ステップ2:末子独立後の配偶者の生活費の計算

末子の独立後、配偶者が一人で平均余命まで生活する期間は、現在の生活費(消費支出)の約50%を目安とします。

ステップ3:別途必要資金の計算

子供の教育資金や結婚資金(親の援助額)、住居費用、葬儀費用、相続費用、予備費など生活費以外で別途まとまって必要になる資金を見積もります。

ステップ4:収入見込

遺族年金、死亡退職金や預貯金などの収入を見積もります。

·         社会保障(遺族年金など)

·         企業保障(サラリーマンの場合、死亡退職金・弔慰金など)

·         資産(預貯金、有価証券、売却可能資産)

·         生命保険(世帯主の既加入分)

·         遺族の勤労収入

·         その他

ステップ5:必要保障額の算定

ステップ1からステップ4までの各数値から必要保障額を算定します。
必要保障額  遺族の生活費(末子独立までの家族の生活費  末子独立後の配偶者の生活費)  別途必要資金  収入見込

 

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