どのくらいの人が病気やケガで入院しているの?
まだまだ多い「脳血管疾患」、増えている「悪性新生物」
厚生労働省の「平成17年患者調査」によると、人口10万に対しての入院受療率(*)は、「脳血管疾患」が183人と一番多く、2番目はストレスなどからくる「統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害」で156人となっています。また、死因のトップである「悪性新生物(がん)」は113人で3番目に多くなっています。
「脳血管疾患」や「がん」以外の生活習慣病である「心疾患」「糖尿病」「高血圧」などについても、『もし自分がなってしまったら』と不安をおぼえる人は多いと思います。日本人の死因の3分の2を占める生活習慣病は、その名の通り日々の生活習慣の積み重ねによって引き起こされるもの。食生活、喫煙、飲酒、運動不足などによって発生率が変わってくることから、日々の生活に気をつけることで、少しでも病気に罹る確率を下げたいものです。
(*)受療率とは、人口10万人に対する推定患者数のことをいいます。
■ 主要傷病別にみた受療率(人口10万対)の年次推移
<厚生労働省「患者調査」/平成17年>